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フレンドシップ 友情公演
  崇実大学 キム・グムヒさん ジョン・スヨンさんより韓国公演の感想文が届きましたので、
紹介させていただきます。
 
  純粋と情熱の舞台「友情」公演を見て  
  崇実大学校 社会事業学科 修士
                                     キム・グムヒ
 
   個人的に韓国へ留学に来た日本人の友達のお陰で、普段から日本という国について関心が強かった。日本は島国という地形から始まり近くて遠い所だと感じていた。同じ東洋圏の文化ではあるが、たくさんの事物を受け入れて発展させた国、国は金持ちであるが個人は質素な生活を身につけて発展した国。いつの間にか私は夜家に帰って日本のドラマを見て面白いと思い、日本のアニメーションは封切りされた映画館を探して見ることが始まった。日本はこのように私達の生活の近くにある所だった。
 日本の友達の血液癌後援のための「友情」公演もやはりそういう気持ちから始まったのではないかと思った。韓国という国を近いと感じられず「あなたはあなた、私は私」という個人主義的な考えからはこんな情熱的な舞台公演はできないだろう。公演は初めから終わりまでずっと情熱的で、つらい合宿だったにもかかわらず、みんなが一生懸命だった。公演が終わってもみんな席を離れられず、公演の外でも互いに激励する姿がどんなに感動的だったことか。特に韓国人、日本人が混ざり対話がうまく通じなかったにもかかわらず、文化的な公演で一つになれたと感じた。
 俳優達の全員の散髪から、不足している韓国語を補充するために全員が合宿をしたことまで、そこにいる人達全員の心の中から湧き出る旋律を感じたのである。

 なので、6月にある障害者全国大会も期待される。障害者が通うのに便利な施設や単発的なイベント性の行事を期待しているのではない。韓日が会い、和合し体がナ不自由な障害者と一つになるのを感じ、みんなが心から感謝できる場所になるのではないかと思う

 障害者全国大会を通し予備社会福祉士としてたくさんの経験を積み、帰ってきて生活をしながら実行できたならいいなと思う。もう今から胸が弾み、期待している。
 
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  血液癌後援の夜の公演「友情」を見て  
  崇実大学院 社会事業学科 修士
ジョン・スヨン
 
   日韓国交正常化40周年記念、日韓友情の年の行事として進められた(日韓交流大祭)の一環として白血病にかかった中学2年生の少年と在日韓国人少年を初めとする同級生達の友情を描いた演劇(「友情」〜コスモスのバラード〜韓国公演)は本当に感動的だった。
 体の不自由な人、障害者達を見ながら彼らの視線は同情のような感情だったのが、劇の中に出てくるクラスの子供達は友達の本当の痛さが何かを知り、簡単ではない決定を下した。それも一人も漏れずに。ぴかぴかに全員頭を剃って、同情する子供達・・・彼らの魂と姿がどんなに綺麗で、美しかったかその瞬間に涙がこぼれそうだった。また、俳優達もそんな子供達の気持ちを表現しようと、みんな実際に頭を剃り簡単ではない韓国語を練習したと思うともっと感動した。純粋な女子中学生だったあゆみにとって白血病治療の苦痛や死ぬかもしれないという恐怖よりももっと苦しかったのは、思春期の女の子が経験する恥ずかしさだった。思春期の子供には友達がとても重要なはずだ。そんなクラス全体の友達の愛を受けたあゆみは、最後天国に行ってしまった。しかし多分幸せな気持ちで行ったのではないかと思っている。そんな愛を自ら見せることができた子供達の純粋さと温かさが羨ましく、またそんな愛を友達に見せられる子供達はこれから本当に温かい心で生きることができる気がした。

 障害者や体の不自由な人に、きっと劇と同じように近づくことはできないが、彼らに対する心がけと態度をどうしなければならないかを感じさせるそんな演劇だった。

 演劇が終わって、俳優達の明るい姿と通路にゆっくり出て行く人達の泣きながら笑いながら挨拶する姿に、彼らが本当に演劇を一生懸命したのだなと心から感じた。
 
 
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